アフィリエイトの収入

アフィリエイトで収入の平均って実は○○○○○円

アフィリエイトでの平均収入はどのくらいなのでしょうか。「不労所得」「楽に稼げる」といったイメージが根強いアフィリエイトも、実際のデータを見ると甘くない世界であることが分かります。ここでは、アフィリエイトの収入の実際についてご紹介します。きっとモチベーションアップに繋がるはずです。

アフィリエイトの推定平均収入は月11万円

稼げる人と稼げない人とで二極化している

アフィリエイターの平均収入はおよそ月11万円と推定されます。NPO法人アフィリエイトマーケティング協会の公表したアフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2015年を参考に算出しています。(この調査結果には、アフィリエイトで稼ぐためのヒントが凝縮されています。興味のある方はぜひアフィリエイトマーケティング協会の市場調査レポートを読んでみてください)

さて、月11万円と聞いてどのように思われるでしょうか。副業でアフィリエイトサイトを運営すれば、月収が10万円超も増える。とても魅力的ではありますが、注意しなくてはなりません。平均は11万円でも、その実態は「稼げる人と稼げない人とに二極化している」のです。ではさっそくアフィリエイターの収入の「実際」について見ていきましょう。

アフィリエイトの収入の本当のところ

アフィリエイターの収入の推定値とその分布

まずは、アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2015年を参考に作成した、収入の分布を見てみましょう。

収入枠

推定収入

割合

収入なし

0円

24.0%

1000円未満

500円

19.5%

1000-5000円

2,500円

11.5%

5000-1万円

7,500円

7.5%

1-3万円

20,000円

9.0%

3-5万円

40,000円

4.0%

5-10万円

75,000円

5.0%

10-20万円

150,000円

5.0%

20-50万円

350,000円

5.5%

50-100万円

750,000円

3.5%

100万円以上

1,000,000円

5.5%

平均

116,098円

100%

約半数の人が月1000円も稼げていない現実

520 Yen520 Yen / Wootang01

調査では45%近くが「アフィリエイトでの収入は月1,000円未満である」と回答しました。ちなみに2010年の調査ではこの割合が約50%であったため、わずかに改善されています。そうだとしても、約半数がまったく稼げていないのは驚きの結果です。なぜ月1,000円も稼げない人がこれほどに多いのでしょうか?

答えは簡単です。「アフィリエイトサイトの収益化には、時間がかかる」からです。ブログやサイトを作って、安定したアクセス数を得られるようになるのに、半年はかかります。検索上位に表示させるためにはサイトボリュームを増やす必要があります。ですが最初は記事を書くのにも、時間がかかることでしょう。アフィリエイトは軌道に乗せるまでが大変です。少なくとも半年はかけないと、稼げるサイトには育たないのです。

さらに言えば、サイトから商品が売れても、すぐにはお金が入ってきません。発生報酬が確定するのに1ヶ月、確定報酬が口座に振り込まれるのに2ヶ月と待たなくてはならないのです。アフィリエイトでは最初の1年目はほとんど収入が得られないため、多くの人が嫌になって挫折してしまいます。「約半数の人が月1,000円も稼げていない」にはそうした裏事情があるのです。1年目で稼げないのはふつうのことです。

アフィリエイト年数が1年以上の場合では「収入なし」の割合が激減

事実、アフィリエイト年数が1年以上の場合では「収入なし」の割合が激減し、約85%の人が月1,000円以上の収入を得ています。つまり、1年以上アフィリエイトを続ければ、ほとんどの人が最低でも月1,000円は稼げるようになります。収入と継続年数には相関関係があります。アフィリエイトでは、継続が何よりも大切なのです。

4人に1人は月5万円以上稼いでいる

Japanese Yen BillsJapanese Yen Bills / Japanexperterna.se

月1,000円でも稼げるようになれば、収入を増やしていくことは決して難しくありません。サイトやブログは「ストック型の資産」ですので、時間をかけて育てれば育てるほどに収益は大きくなります。夢のある話をすると、アフィリエイターの4人に1人は月5万円以上稼いでいます。さらに上位5%の人に至っては、月100万円以上の収益を得ています。(このクラスになると法人化して独立するケースも多いです)

副業であっても、月5~20万円の収入は十分達成可能です。アフィリエイトでの収益化に成功すればその収益を元手に、記事制作やサイト運営をクラウドソーシングのサイトを使って外注化することもできます。そうなれば「資産が資産を生む」状態となり(雪だるま式にとまでは言えませんが)収入はどんどん上がっていきます。いわゆる不労所得の段階です。

なお、最初の1年目からすべてを外注するのは、おすすめできません。アフィリエイトで稼ぐためには、キーワード選定や記事の書き方のセンスを身につける必要があります。これらは自分で実際に手を動かすことによって感覚が掴めるものです。月5万円以上稼げるようになれば、Lancersなどのクラウドソーシングを使って記事制作を外注化するのも有効な戦略です。

アフィリエイトは最初の1年目は稼ぐのが難しいです。ゆえに「これでは不労所得ではなくて過労無所得じゃないか!」と揶揄されることもあります。「過労無所得」はある意味で真実を表した言葉で、アフィリエイトには挫折しやすい側面があります。1年以上続けられるか否か、が明暗を分けるポイントです。ただし、無理をする必要はありません。1日1記事、あるいは週に1記事だけでも構いませんので、自分のペースでコツコツとサイトを育てていきましょう。

アフィリエイターの収入はこれからさらに上がっていく

アフィリエイトをする環境は格段に良くなった

まとめに入ります。アフィリエイターの平均収入は月11万円ですが、稼げる人と稼げない人とに二極化しています。半数が月1000円も稼げない一方で、4人に1人は月5万円以上を稼いでいます。月20万円から100万円を超える人も、10%以上います。最初の1年の壁を乗り越えることさえできれば、稼げる組に入るのは難しくありません。

ひとつだけ断言できるのは「アフィリエイトをする環境は年々良くなってきている」ということです。スマートフォンの普及に伴い、インターネット広告市場は右肩上がりに伸びています。(すでに1兆円を超えています)Googleの検索アルゴリズムも改善され、特別なSEOの外部対策(被リンク構築など)をしなくてもサイトを上位にあげやすくなりました。高額な情報商材を買わなくても、今であればブログやウェブサイトからアフィリエイトの優れたノウハウを学ぶことができます。アフィリエイトで扱える商品やサービスの数も増えてきており、ASPもアフィリエイターのサポートに力を入れています。

今はまさに、アフィリエイトで稼ぐには恵まれた時代です。アフィリエイターの収入はこれからもっともっと伸びていくでしょう。この記事を読んでいるみなさんが、きっとアフィリエイトで成功を手に入れることを私は信じています。

※参照サイト

アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2015年(アフィリエイトマーケティング協会)

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