マンション投資を失敗させないための準備とは？

40代や50代ぐらいから、あまりあくせく働かなくても一定の収入がもらえる副業として、マンション投資を考える人も多いのではないでしょうか。

最初にマンションを買う時に費用が掛かるものの、後は持っているだけで毎月家賃収入があるなんて夢のようですよね。ですが、始めるにはそれ相応の準備が必要なはず。今回はその準備についてお話したいと思います。

マンション投資で考えておかないといけないことは？

マンション / naitwo2

マンションを持つということはどういうこと？

マンション投資は投資の一種で、先物買いや株投資なんかと似ている部分があります。それは、必ずしも儲かるとは決まっていないということ。

マンションを買っても、入居者がいなければ家賃は入ってきませんし、購入して数年経つと修繕費用なんかも必要になってきます。

さらにマンションを買っていますので、土地を持っているということになり税金もかかってしまうのです。

初期費用、税金、修繕費用などを考えてみると、意外と出ていくお金が多いのも確か。それらを回収して、利益が出るには何年かかるのかということも考えておかないと、後々苦しくなるのはあなた自身です。

また、マンション投資をしたからと言って、すぐに利益が出るものではありません。最初はマイナススタートということを分かった上で、投資を始めないと売却という選択肢も出てきてしまいます。

マンション投資を失敗させないために知っておきたいこと

Maiko Walk 40 / halfrain

その１　物件の探し方

自分の家を探すときのように、ネットでの情報収集だけではなく、選んだ土地にある不動産業者を周ることも大事です。ネット上には乗っていないレアなマンションが売りに出されていることもあります。

また、いい物件をネットで見つけたとしても、自分がすむための家であれば現地に赴きちゃんと中を確認しますよね？それと同じ確認も必要です。

マンション投資をするということは、これから先、あなたがそのマンションの管理人になるということですから、ここは自分が好きになれる物件、自分がここだったら住みたいと思える物件を探しましょう。

その２　資金調達

マンション投資の費用は、普通のサラリーマンが気軽に買えるような価格ではありません。宝くじでお金が当たった人や、年収一千万円を超えている人以外は、大体金融会社に借金をします。

自分の家を購入するよりも高い金額になることは想像できますよね？あなたが買うマンションに何組もの住人が住むのですから、「失敗しちゃった」では済まない金額が動くことになるでしょう。

その３　自己資金

マンションを購入する際には、全額ローンにするという人もいますが、それでも初めにお金を用意しておく必要があります。

何にかかるのかと言うと、税金、ローンの保証金、仲介手数料などです。もちろんこれ以外にもお金をかけようとすればいくらでもかかるので、全く用意していない状態でマンション投資を始めるのは難しいでしょう。

最低限用意しておきたい金額としては、マンションを購入する金額の7～8％。ですので8000万円のマンションを購入するのであれば、560万から640万円は必要ということになります。

その４　中古物件のメリットデメリット

メリットは購入費用をグッと抑えることができます。立地が良ければ多少古さがあったとしても、借りたいという人はいるものです。

それに買う前から、前のオーナーが住人を抱えたままでマンションを売りに出している場合もあります。そうなると家賃がどれくらいなのかもわかり、いつ赤字が黒字になるのかの計算ができるため、失敗を極力抑えることが出来るのが魅力。

デメリットは、マンションの古さにもよりますが、リフォームや修繕費用が別途かかるというおそれがあるということ。

中古のマンションを購入する際には、しっかりと外観都内間のチェックを怠らないようにしましょう。

その５　不動産投資のリスク

一番初めにも少し触れましたが、マンションは部屋があれば必ずしもすべて埋まるとは限らないということです。

借りる方も、立地条件や、マンションの外観、内観と家賃を見極めてより安くていい物件を探しています。その条件に見合うだけの価値があるかどうかを、いかに作り出せるかは投資者の腕にかかっているのです。

住人や周りの住居者の雰囲気を見て時代とともに外観も変えていく必要があるでしょう。

まとめ

H25年 タカエイマンション 建替え事業 今後の予定（案） / fukapon

マンション投資は意外とリスクが高い

一見安全に見えるマンション投資ですが、手間がかかったりギャンブル性もあるということが理解できたでしょうか？

最初人投資をしている金額が大きいがために、失敗をすると本業の仕事にまで影響が出てしまうので要注意が必要です。

またこの他に、かかる費用で言うと、管理費用や修繕費用以外に固定資産税もかかってくるので、一度買い物をすれば後は入ってくるばかりではないので気を付けてくださいね。