格安スマホでMNP乗り換え

初心者必読!格安スマホでMNP乗り換えするときの注意点

大手キャリアから格安スマホへMNP乗り換えする場合に、失敗しないために知っておいた方がよい注意点がいくつかありますので、特に格安スマホ初心者の方は必見の内容となっております。今回はキャリアスマホから格安スマホへMNP乗り換えを行う際の注意点について掘り下げ行きたいと思います。

格安スマホでMNPとは

MNP(Mobile Number Portability)とは、電話番号はそのままで、契約する携帯電話会社だけを変えるというサービスのことです。自分にあったプランや価格帯を提供してくれる会社と契約できるため、非常に人気のあるサービスです。ソフトバンクでは「のりかえ」などと呼ばれることもあります。

キャリアから格安スマホへMNP乗り換えする場合に、失敗しないために、知っておいた方がよい注意点がいくつかあります。今回はキャリアスマホから格安スマホへMNP乗り換えを行う際の注意点について掘り下げ行きたいと思います。MNP乗り換えを知り、快適な格安スマホライフをご堪能ください。

意外な落とし穴!格安スマホのMNP乗り換え!

大手キャリアとMVNOの提供する格安スマホというのは別物

破格でスマホを運用できるとして、ここ数年で大変な人気を集めている格安スマホ。大手キャリアから乗り換えを考えている人も多いのではないかと思います。しかしながら、メリットの裏には、デメリットの存在も必ずと言っていいほど存在します。格安スマホも例外ではなく、デメリットはあります。MNP乗り換えのデメリットを知っておくことが大切です。

MNP乗り換えというのは、基本受け入れる側は寛大なケースが多く、仮に格安スマホからキャリアに移行するときは、端末代を0円にしてくれたり、動作品ならどんなに古い機種でも1万円で下取りしてくれたりと、いろんなサービスがありますが、キャリアからMVNOにMNP乗り換えする場合は、まったく待遇は異なります。

基本的に、大手キャリアとMVNOの提供する格安スマホというのは、別物と考えた方がよいです。両者を比較してしまうと、キャリアスマホの質の高いサービスや機能を基準にしてしまうと、格安スマホを使うときにストレスが溜まってしまいます。

それでは、スマホの維持費が格段に安くなる格安スマホですが、具体的にMNPをする上でいくつか注意点を記載していきます。

1)過去のサービスが使えなくなる

大手キャリアで利用していたサービスが、当然ですがMVNOのキャリアに変わりますので使用できなくなります。おサイフケータイやワンセグなども使えなくなるので、ヘビーユーザーはそのことも考慮した上で契約しないと、あとで大変困ります。

また、電子マネーも引き継げない可能性が高いので、移行する前にすべて使い切ってから契約するようにしてください。基本的に電子マネーの返金は不可となっており、おサイフケータイを使っている方は注意が必要です。

2)違約金が発生する!?

現在のキャリアの縛りが2年だとして、途中で解約して格安スマホに移行する場合は、当然ながらキャリアの方に1万円前後(キャリアによって多少の差はあり)の違約金が発生します。また、MNPを手続きする手数料として、キャリアに3000円前後の手数料が発生すると考えておきましょう。

ドコモの場合は通常15日前の予約が必要・格安スマホの場合は1週間以上でMNPが可能になるので、違約金が出ても、格安スマホに変更した方が大幅なコストダウンが図れるのは事実です。年間にして10万円近く浮く場合もあるはずです。

2016年3月31日に発売したばかりのiPhoneSEですと月額8000円ちょっとです。端末代金込でこの値段ですので、一括で支払ってしまえば月額5000円ちょっとになるのですが、それでも年間6万円以上はします。

これを、仮にtoneの格安スマホに変えてみましょう。月1080円ですので、これだけでも4万強の開きが出ます。もちろん価格だけではありませんし、iPhoneの性能や高級感は値段に変えられないものはあります。ただ、それでも毎月の通信費の支払いが1000円なのと、8000円なのとでは、生活に大きな違いが出てくるはずです。これが2年間なら10万弱の開きが出ます。

違約金払ってもすぐに格安スマホに移行したい人は、その選択は間違いでないことは知っておいた方がいいです。その方が決断する時に躊躇せずにすみます。

3)MNPによりスマホが使えなくなる期間がある

上記の2点よりも困るのが、このスマホが使えなくなる期間があるという点です。MNPの手続きを行っている間というのは、いわゆる解約しているのと同じ状況なので、一時的に電話やインターネット、ショートメールも一切使えなくなってしまいます。

通常であれば、申し込んだ日の翌日からつながらなくなり、万が一書類に不備などがあった場合は、再提出などが必要となるために、さらに使用できない期間は伸びます。ですので、事前にキャリアに電話して必要書類に不備がないかきちんと確認しておき、提出するようにした方がよりスムーズにMNPを行うことができます。

それでも大体の場合、遅くても3日もあれば使えるようになりますので、その点は考慮した上で、仕事や私生活に支障がないように申請を行ってください。手続きが終わったら、契約したMNVOの会社からSIMカードと端末(セット購入した場合のみ)が送られてくると思いますが、配送にかかる日数も考慮しておかないといけません。

4)端末代の残借はどうなるのか?

ここでもうひとつの注意点があります。そのキャリアと契約したときに、端末代金を2年分割などで支払うように設定している人は多いと思いますが、仮に途中で違約金を支払って格安スマホに移行する場合、端末代金の残りの支払い分は、継続して引き落とし(または振り込み)という形で払い続けることになります。

また、そのキャリアを解約して他社に移行するわけですから、割引なども受けられるなり、割高になってしまうことも多いです。基本は一括で清算することが多いようですが、そこはキャリアのスタッフに相談してみてください。

まとめ

格安スマホにMNP移行する上での注意点
  • キャリアスマホで使えていたサービスがほとんど使えなくなります。特に電子マネーは返金されませんので、使い切った状態で移行するようにしましょう。
  • 次に違約金が発生するケースもあります。ただ、それを踏まえても、すぐに移行した方が格安スマホの恩恵は受けることができます。
  • 最後に、MNP移行をすると、大体最長3日ほどスマホが使えなくなってしまうことはあたまにいれておきましょう。

これらを押さえておけば、特に問題なくスムーズに移行できると思います。

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