飲食店のアルバイトで副業

飲食店のアルバイト

最近の副業といえば、インターネットを使ったものが多くあり、メジャーのものだと株やアフィリエイトなどがあります。もちろんそれらで稼ぐこともできますが、安定した収入は一部の人に限られ、また成果が出るまで時間がかかります。もし今すぐ安定した収入が欲しいならば、やっぱり外で稼ぐことが一番です。今回はその中でも飲食店アルバイトについて説明していきたいと思います。

副業としての飲食店アルバイト

働くお店の選び方

アルバイト先として最もメジャーな飲食店ですが、その種類は多くあります。

  • ラーメン屋などの専門店
  • ファミレスなど様々なものを調理する店
  • 居酒屋など夜営業する店

選び方についてですが、基本的には自分が気に入ったところで大丈夫です。

1)営業時間

ただし店の営業時間には注意してください。例えば、昼間に本業で忙しい人が夜働く場合は居酒屋など夜に営業している店、逆に朝から昼まで空いている人なら喫茶店やファーストフード店などを選ぶとよいでしょう。

本業が休みの土日に働きたい人は特に時間を気にする必要はないので、なるべく長く働くために自宅から近いところを選ぶといいかもしれません。

2)人間関係や性別・年齢層

そして選ぶ際にもう一つ考えたいことがあります。それは人間関係です。飲食店では業種ごとに働いている年齢層や性別が少し異なっています。

例えば喫茶店やファミレスで働いている人は若い人が多く、落ち着いた女性に働きやすい職場だと思います。反対にラーメン屋や居酒屋などは男性が多く、力仕事やテキパキ働くことが求められると思います。

周りの環境も働くためには重要な条件の一つです。入ってからこんなはずではなかったと後悔しないように店選びは慎重に行いましょう。

始めるのに必要なもの・知識

飲食店アルバイトをするのに必要なものは特にありません。ただ、面接をする際には履歴書が必要となることが多いのでこれだけは用意しておきましょう。

また知識も特に必要とされないことが多いですが、今後を考えると準備しておきたいことはいくつかあります。

調理に関する知識や調理師免許

はじめに調理に関する知識や調理師免許についてですが、これがあると面接でアピールでき、採用確率が上がります。

飲食店に限らず、店側は「シフトに多く入れて長く続けられる人」を常に求めています。副業として働く人は長く続けられるとしても、本業があるため多くシフトに入ることができない人がほとんどだと思います。

もし他に採用候補者がいるならば、店側は必然的に条件が良い人を採用します。ここで役に立つのが、調理に関する知識や調理師免許です。知識や免許を持っていた場合、店側にとっては教えることが少なくなるため人件費を抑えることができます。

そのため多少条件が悪くても採用されるかもしれません。はじめる前に余裕があるならば、事前に勉強しておきましょう。

パソコンスキル/レジ打ちの経験

パソコンスキルとレジ打ちの経験ですが、これは店にとって必要な場合とそうではない場合があります。本当に調理だけに携わるアルバイトであればパソコンスキルは不要ですし、食券制の飲食店であればレジを打つ必要がありません。アルバイトを申し込む前にしっかりと業務内容を読み、時間があったら実際に店に行って中の様子などを確認しておきましょう。

収入アップのコツ

コツと言うと語弊がありますが、収入アップは可能性として以下のような点があります。

調理師免許の資格取得

飲食店はキッチンとフロアで業務が分かれていることが多く、キッチンで働く人は調理経験など条件がある場合もありますが、資格を取得することで、時給がアップすることもあります。

飲食店を経営する場合は、最低一人は調理師免許を持っていなければなりません。たとえアルバイトであってもそれが評価され、他の人よりも立場が上になることも十分にあり得ます。無理に取る必要はないですが、将来のために是非取っておきたい資格です。

継続して働く

継続して働くことも収入アップにつながります。アルバイトには勤続年数にしたがって時給がアップするところもあります。その基準は店によって異なるので、以前そこで働いていた人の体験談を読むなどして情報を手に入れておきましょう。

賄いは大きなメリット

最後に収入アップにはなりませんが、支出を減らすことができる方法についてお話しします。

それはズバリ「賄い」です。これは飲食店特有のサービスであり、他の店ではこの方法は使えません。

飲食店アルバイトを副業とする場合、多くの人は夜働くことになると思います。もし賄いで安く夕飯を食べられることができたら、支出を抑えることができます。また店の閉店まで働くことになれば、その日に売れなかったものをタダで食べられたり、家に食材を持って帰ることができるかもしれません。

少し卑しいと感じる人もいるかもしれませんが、これが飲食店で働くことの大きな利点の一つなのです。

向いている人、向いていない人

飲食店アルバイトに向いている人
  • 接客業が好きな人
  • 体力に自信がある人
  • 食欲旺盛な人

自分の好きな仕事は長く続けることができ、周りからの信頼も厚くなります。接客業が好きな人は、やりがいを持って働けると思います。

体力に自信がある人も飲食店に向いています。また、夜が強い人ならなおさら向いています。飲食店には必ずピークタイムが存在し、その時間帯はとても忙しくなります。体力があれば乗り越えることができますが、昼間に本業で体力を使い果たしてしまって動けないようでは飲食店アルバイトは務まりません。業種によってピークタイムは異なるので、事前に調べる必要があります。

最後に食欲旺盛な人についてですが、これは先ほどの「賄い」と話が絡んできます。食欲旺盛な人は食費が高くなりがちですが、「賄い」を食べるようにすればはるかに安く済ませることができます。「賄い」は本当にお得だと思います。

反対に向いていない人
  • 落ち着いた仕事をしたい人
  • マイペースな人
  • おしゃれをしたい人

飲食店アルバイトはとても忙しいと思います。少なくとも落ち着いた仕事ではありません。また周りとのコミュニケーションがなければ、ピークタイムを乗り越えることなどできないでしょう。

そして忘れがちですが、飲食店ではおしゃれができないところが多いです。場所によっては規律が緩いところもありますが、基本的には以下は禁止されていることが多いです。

  • 長髪・カラー禁止
  • マニキュア禁止
  • ピアス禁止
  • 髭禁止

飲食店は接客業ですので、そのことを忘れないようにしてください。

リスクと注意点

飲食店アルバイトに限ったことではないですが、副業を禁止している会社に勤めている場合、ばれる可能性があります。最悪の場合はクビになるかもしれません。完全にばれずにアルバイトをすることは不可能ですが、できる限りリスクを減らすことはできます。

  • 会社から離れたところで働く
  • ホールではなくキッチンで働く

会社から近いと、同僚や上司が来る可能性があります。もし見つかってしまえば非常に深刻な事態となります。必ず会社から離れたところを選びましょう。

そして業務内容もキッチンなど、中に入ったほうが安全です。たとえ知っている人が来ても、中で働いているなら心配はありません。飲食店アルバイトをする場合は以上の点に気を付けて、副業としての収入を手にしましょう。

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