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  • パソコンやスマホがあれば手軽にはじめられるインターネットを使った副業が人気です。ネット系の副業は内容により時間や手間が異なるので、自分に合ったものを選びましょう。
ドロップシッピングで副業

ドロップシッピング

「ドロップシッピングは簡単で儲けられる」とかいう本のタイトルよく見かけますよね。アフィリエイトやネットショップと何が違うのでしょうか?商品を持たず、パソコン一つで商品をお客様にお届けするドロップシッピング。その仕組みについて解説します。

ドロップシッピングとは

簡単に言うと、卸業者と、お客様との媒介をして、利益を得ることです。パンを人にちぎって渡す時に、落ちるパンくず。それがドロップシッピングの利益ということになります。 例えば、商品が農産物で、仕入れ先が農家ですと、以下のような手順を踏みます。

  1. 私たちはその農産物をHPにアップして、顧客を募ります。
  2. 顧客はそのHPを見て、買うことにし、お金を私たちに支払います。
  3. 私たちは、農家へ商品の代金と手数料を、支払い。
  4. 農家は顧客へ直接、商品を送ります。

よって、私たちは在庫を一切持たず、発送作業もせずに済むというわけです。 商品の仕入れ先は、国内のみならず、海外もあります。日本国内で注文を取り、発送は海外からというドロップシッピングをしている人も居ます。 商品は、楽器の部品、ロッククライミングの道具、海外の本など、海外の方が商品が多いような分野でも活躍しています。

始めるのに必要なもの・知識

まずはドロップシッピング関連の本に目を通す

最新のものを読んでください。売れる商品は時期によって違い、また海外の商品ですと関税のことも考えなくてはなりませんから。以下のような本が参考になるでしょう。

仕入れ先を確保すること

そして大事なのは一番のパートナーとなる、仕入れ先を確保すること。 お金がからんでくることなので、仕入れ先となる卸業者が信用できる相手かどうかも重要ですし、こちらが相手にとって信用されているかも重要になります。 どうやって見つけるかは、その人の人脈や興味によって変わります。たまたま手に取った商品の卸業者を探していったら、見つかったようなケースもあります。

商品を魅力的にPRできる技術

ここでは、HPにあげる方法を持っているかです。写真技術もそうですが、顧客に「買いたい」と思わせるコピーライター的才能も必要になってきます。

手数料を明確にした誓約書

最期に大切なことは、手数料を明確にした誓約書を卸業者と交わすこと。 配送手数料は卸業者に支払う必要があります。「言った、言わない」が信用を崩すので、きちんと手数料を明確化しましょう。手数料については、儲けの3パーセントなど、数値で表すとよいでしょう。

収入アップのコツ

顧客にとってレアな商品を見つける

ほうれんそうや、キャベツなどは、わざわざネットを利用しなくても、近所のスーパーで買えばいい話になります。そうではなく、ご近所探し回っても「どこを探してもない」ような商品を見つけることです。

  • 「日本全国で、ここでしか作ってない和紙」
  • 「日本全国で、ここでしか作っていない果物」
  • 「世界を見渡しても、日本でしか作っていない商品」

そんな商品を見つけるためには、いつも情報のアンテナをオンにしておきましょう。

価格の地域差を利用する

物価の安い国から仕入れて、日本で売るという方法です。 例えば、バイオリンの弦は、日本製ですと4本で7千円程しますが、中国製ですとその5分の1程の値段で仕入れられます。 子供の教育に必要なおもちゃの地球儀も同様で、日本なら1000円はくだらないような商品でも、中国からですと、1つが100円程で仕入れられる場合もあります。

ホームページを工夫する

ドロップシッピングの顧客の多くはHPを見て注文します。より魅力的に見えるように、言葉や写真を工夫しましょう。ピンボケ写真の商品には、注文は入りにくいものです。生産者や作り手の顔写真を入れると良いでしょう。 もし、HPが作れない場合は、ヤフーオークション楽天オークションなどに出品することも可能です。 オークションを利用する場合、やり方は簡単です。 オークションページのIDとパスワードをとり、写真をとって、商品説明と一緒に載せるだけです。

向いている人、向いていない人

向いている人
  • 返事が早く、仕事が早い人
  • いつも、情報アンテナをオンにできる人
  • 責任をもって仕事に取り組める人
  • ドロップシッピングで失敗しても、大丈夫な程の収入が他にもあること。
向いていない人
  • 返事も遅く、仕事が遅い人
  • 情報に疎い人
  • 責任感なしで、仕事をやっている人。

リスクと注意点

顧客、卸業者と、複数の人を相手にするので、リスクはつきものです。よくあるリスクについては、以下のようなことがあげられます。

商品の半分以上が不良品だった

実際にあったことです。仕入れ先の中国製のおもちゃの地球儀、その半分のおもちゃにヒビが入っていたり、割れもあったりで、顧客からクレームが来ました。相手が中国だったので、クレームのメールをしましたが、返事がなかったです。 買われた顧客には、代金の返金をし、2度とその卸業者とのおつきあいはなくなりました。

レアすぎて、大量生産ができない

日本でこの人しか作れないといった商品は、大量生産ができません。年に数回しか取引できないような商品でもいいと腹をくくって、値段を決めなければなりません。

売ってはいけない国から注文がきた

精密機械は、売ってはいけない国があります。多分、転用されて軍事目的に使われるのを避けるためと思われます。日本の大手メーカー社員が北朝鮮に精密機械を売っていたとして、書類送検になった話は記憶に新しいことです。 私も、ナイジェリアから中古パソコンに注文が入っていたことがありましたがお断りしました。法律に触れることのようです。

日本で売ってよいもの、海外で売ってよいものを知る

農産物を海外で売る場合も上記と同様です。農産物にどんな害虫がついているかわかりません。日本から食品を売るのに「加工品ならOKだが、農産物はダメ」といったこともあります。国内のみならず海外の法律も、よく調べておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。ドロップシッピングの仕組み、わかっていただけましたか。 うまくいけば、ほとんど家に居て、メールのやり取りだけで儲けられる仕事です。 でもリスクもあります。 そこを理解したうえで、ドロップシッピングはやってみられるとよいでしょう。

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