個人輸出

2015.11.04

空いてる時間に副業がしたいと思っていても、時間と予算をかけずに出来る事ってあまりないですよね。そこで今回お勧めする副業は「個人輸出」です。輸出と聞くと「なんか難しそう」「お金がかかりそう」と思う人も多いです。しかし、今回のご紹介する「個人輸出」は、初期費用ゼロ、リスクゼロの、誰でも簡単に始める事ができてしまいます。

個人輸出の副業とは？
個人輸出の副業を始めるには
実際に収入を得るまで
個人輸出の副業に向いている人と向いてない人
個人輸出の副業におけるリスクと注意点
まとめ

個人輸出の副業とは？

個人輸出とは、日本の店舗やネットショップなどに売っている日本製品を、インターネットを通じて様々な国の人に個人単位で輸出し、売買する事です。

例えば、日本で1000円で買った人形を海外の方に3000円で売れた場合、単純計算で、2000円の利益が生まれます。日本製品は、品質が良く低価格なため、国を超えてまで買いたいと思っている外国人の方も少なくありません。

また、個人輸出の最大の利点は、在庫を持たなくて良い事があげられます。商品を売るのに在庫がなければ売ることができないのでは？と思う方も多いと思いますが、今回ご紹介する方法は、「注文が入ってから、商品を仕入れる」事で、在庫リスクや、初期費用といった、参入障壁を取っ払う事ができます。

注文が入ってから商品を仕入れるとなると、発送まで時間がかかってしまいます。しかし、海外では、日本の様に注文してすぐに商品が届く事はめったになく、万が一発送が大幅に遅れたとしても、気長にまってくれるため、トラブルのリスクもほとんどありません。

それでは、実際に個人輸出を始めるに必要な知識や、準備について解説していきます。

個人輸出の副業を始めるには

先ほどご紹介した通り、初期費用や在庫がいらないという事はご理解いただけたと思います。しかし、個人輸出を始めるにあたり、以下の物が必要になります。

パソコン
インターネットを利用し仕入れ、販売を行うためインターネット環境は必須です。
海外の口座
これは、売り上げ金を受け取る際に必要になります。海外の口座は、ペイオニアといったアメリカのレンタル口座を借りる事により、簡単に開設する事ができます。

この二つだけで、すぐに始める事ができますので、ここからは、個人輸出をどうやって始めるのか、ご紹介していきます。

初心者は、アマゾンから始めるべし

個人輸出を始めるにあたって、いきなり海外にネットショップを作る事は、非常に難易度が高く、参入障壁が高いでしょう。そのため副業として行う事は難しいので、今回は、副業として、初心者でも始めやすい、Amazonを利用しての個人輸出をご紹介致します。

それではまずはじめに、アメリカのAmazonのアカウントを発行しましょう。全て英語で登録する必要があるのですが、単純な英語のみで、登録ができるので、英語がわからない人でも大丈夫です。もしわからない場合は、入力フォームが同じ位置にある、日本のAmazonと照らし合わせて登録しましょう。

実際に収入を得るまで

それではAmazon輸出で実際に収入を得るまでの流れをご紹介します。

売れる商品とは

まず最初に知っておきたい事は売れる商品です。

オタクグッズ
フィギュア
カメラ
電化製品

が代表的な売れる商品で、この中でもカメラが一番お勧めです。何故かというと電化製品やカメラは単価が高く、日本製品といった信頼感から海外ではとても需要があります。特にカメラは小さいため、郵送の際に、安く楽に送る事ができます。

利益率の高い商品の探し方

まずは日本AmazonとアメリカAmazonの価格差をリサーチし、利益率の高い商品を選びましょう。

まずはアメリカのAmazonで、売れそうな商品を探します。例えば、「camera」と検索し、単価の高い商品を見つける。
見つけたカメラのASINコードをコピーする。(商品説明の下の方にASIN:xxxxとたいった記載がある)
次にコピーしたASINコードを日本のAmazonで検索します。すると、さっきアメリカのAmazonで見た商品が出てきます。
アメリカ、日本Amazonでの価格差をチェックし、アメリカの方が高ければ、アメリカのAmazonに出品する。(購入ボタンの下にあるsell on Amazonというボタンを押して、必要事項を記入する事で、商品登録できる)

これでAmazonに商品を出品する事ができました。この商品が売れた場合は、先ほどの日本Amazonでの商品を購入し、届いたら購入者に郵送する事で、お金が振り込まれ、個人輸出が完了します。

個人輸出の副業に向いている人と向いてない人

少し面倒な手続きや設定を我慢できる人

ここまで説明した通り、初期費用はかからず、リスクもほとんどありませんが、少し面倒な手続きや設定があるため、そこで疲弊してしまい、副業をやめてしまう人も少なくありません。

また、安定的に収入を得るには、先ほどの手順で、最低1000件は商品登録しなければなりません。(慣れてきたら、一時間で300件ほど登録する事ができます)。

そのため、2ヶ月、3ヶ月単位のスパンで考える事ができて、根気強い人に向いている副業といえるでしょう。

ビジネススキルや営業力

また、高額の利益を得るためには、完全な個人輸出ではなく、外注を使う事が必要になります。例えば、リサーチ、商品登録、商品発送を、クラウドソーシングなどで外注し、完全に自動化してしまえば、効率よく収入を得ることができます。

このような点から、目指す収入によっては、最低限のビジネススキルや営業力も必要になってくるので、経営力や営業力をもってる人は有利にビジネスを進める事ができます。

常に計算して行う

この副業は、単純作業と違い、常に計算して行う事が求められる為、黙々と単純作業をする仕事が好きな方は適正が無いかもしれません。

個人輸出の副業におけるリスクと注意点

参入障壁が低いため、参加者が多い

副業でAmazon輸出をやっている方はかなりの数存在します。そのため、以前よりは売る事の難易度は上がっていますが、まだまだ稼げる副業です。

海外に商品をおくる場合、たまにトラブルがおきる

海外は商品の取り扱いが荒いため、商品に傷がついたり、壊れたりする事があります。日本郵便のEMSというサービスを利用する事で、商品の追跡や、商品が壊れた際の保証を受ける事ができます。

収入アップを目指すなら、リスクが必要

先ほど紹介した通り、一つのビジネスとしての高額収入を得ようと思ったら、外注をする必要があるため、人件費や人間関係などのリスクが生じます。

急に複数売れた場合、手が回らなくなる恐れがある

これは嬉しいトラブルでもありますが、ごく稀に、昨日まで売れていなかった物がいっぺんに複数売れる場合があります。隙間時間に副業でやっていた場合、時間が足りないなどのトラブルがおきる可能性もあります。こういった場合は、思い切ってSOHOやランサーズといったクラウドソーシングに外注する事により、トラブルを回避する事ができます。