ウェブ制作

2015.10.16

隙間時間を有効活用したい！副業をはじめて生活費にプラスしたい！など、空いてる時間を使って副業を始めたいと思っている人も多いです。しかし、具体的に、何から始めたら良いかわからない方もいるでしょう。今回は「ウェブ制作」による、副業の始め方から実際に収入を得るまでの流れを紹介していきます。

ウェブ制作とは
ウェブ制作を始めるために必要なもの
実際に収入を得るまで
web制作に向いている人、向いてない人
web制作のリスクと注意点

ウェブ制作とは

ウェブ制作と言っても、これから副業を始める方にとって、あまり馴染みの無い言葉かもしれません。

ウェブ制作と言うのは、ウェブサイトを作る為の専用の言語や、プログラミングなどを用いて、企業や、個人のウェブサイトを制作する事です。

それでは、何故副業にウェブサイトがおすすめなのでしょうか。それには、4つの理由があります。

ネット環境があれば、いつでもどこでも副業が出来る
副業をする際に、まず考えなければならないのが、時間の確保です。web制作の副業であれば、ネット環境があれば、いつでも作業ができる為、時間を有効活用できます。
需要が高く、無くならない仕事
企業や個人のウェブサイトやウェブサービスは、無数に増え続けていて、今後も増え続ける事が見込まれます。そのため、今後ウェブ制作の需要は高まる一方で、一度覚えてしまえば、半永久的に仕事が途切れる事はありません。
個人のレベルでも簡単に参入できる
ウェブ制作と聞くと難しそうなイメージがあると思いますが、覚える事は意外と少なく、パソコン一台で出来るため、個人でも簡単に参入する事ができます。
単価が高く、初期費用がかからない
ウェブ制作の最大の利点は、在庫を抱えたり、店舗を構える必要も無く、パソコン一台あれば誰でも初期費用ゼロで始める事が出来る点です。また、一件あたりの単価が高い為、本業に匹敵、またはそれ以上の収入を得る事ができます。

ウェブ制作を始めるために必要なもの

パソコン
ネット環境
webサイトを作る為の知識

web制作の仕事を始めるのに必要な物はこれだけです。とはいえ、今回はその中でも「webサイトを作る為の知識」が一番重要ですので、紹介していきましょう。

webサイトは、HTMLやCSSと言った、マークアップ言語によって、web上に、文字を表示したり、飾りをつけたりしたものに、PHPや、javascriptによって、スライドショーなどの動きをつけたり、機能を追加したりします。

聞きなれない言葉が沢山出てきたと思いますので、一つ一つ解説をしていきます。

HTML
HTMLとは、webサイト上に文字を表示する言語です。あなたが今読んでいるこの文章も、HTMLの働きによって、表示されています。
CSS
HTMLで表示した文章に、飾りをつける言語です。例えば、文字のサイズを大きくしたり、色を変えたりする事ができます。
javascript
javascriptはプログラミング言語で、HTMLで作ったwebサイト上に動きをつける役割を持ちます。
例えば画像をスライドショーで表示したり、画像にカーソルを当てると、画像が拡大したり、動的サイトを作る為に、欠かせない言語です。
PHP
PHPは、webサイトに会員登録や入力フォームなどの、機能を追加する為に使用するプログラミング言語です。

これらの解説を読んだ後、以下の文章をもう一度読んでみましょう。

少しweb制作のイメージが湧いて来たと思います。

実際に収入を得るまで

それでは、実際にweb制作で収入を得るには、何をすれば良いのか、解説していきます。

まずはwebサイトを作ってみよう。
まずはHTML/CSSを使って簡単なサイトを作ってみましょう。今は書店に行けば、無数のHTML/CSSの基本を学べる本が売っています。
ネット上で学ぶ事も出来るのですが、初心者であれば、まず入門本で学ぶ事をおすすめします。何故なら、本の方が、丁寧に、細かく手順を踏んで初心者にも分かりやすく編集してあるので、簡単に覚える事が出来ます。
また、最近はHTML5/CSS3といった、従来のHTMLより簡単にwebサイトを作る事が出来る言語が主流になっている為、今から始めるなら、HTML5/CSS3をお勧めします。
仕事を始める
副業で始めるには、「ランサーズ」「クラウドワークス」といった、ネット上で簡単に仕事を受注する事が出来る、「クラウドソーシング」がお勧めです。
クラウドソーシングは、全ての取引がネット上で完結するため、時間の無い主婦や会社員の方でも簡単に仕事を受注する事ができます。まずは1ページのみの案件など、簡単な案件から始めてみましょう。
簡単なサイトだと1ページ5万円程稼ぐ事ができますが、会員登録やネットショップなど、多機能なサイトを作る事が出来るようになれば、一件で100万円以上の案件まであるので、少しづつステップアップしていく事がお勧めです。

web制作に向いている人、向いてない人

では、このweb制作での副業はどのような人に向いているのでしょうか。

パソコンが得意な人
パソコンを使った副業は、初期費用を殆どかける事なく始める事ができます。普段からパソコンを使って慣れている人は、必要な技術を覚えるスピードが早く、すぐに収益をあげる事ができます。またパソコンが不得意という方は、得意な人に比べ、若干覚えるスピードに差が出るものの、副業を始める事が出来ます。
集中力がある人
web制作の仕事は、長時間文字と向き合う必要があるため、集中力が必要となります。集中力が切れてしまうと、言語や文字の打ち間違いなどによりwebサイトの機能が上手く作動しないなどのトラブルが起きてしまうため、集中力の無いという方は、向いていないといえます。
デザインセンスに長けている方
個人でwebサイトの制作をする際には、webサイトのレイアウトやデザインをしなければなりません。そのため、最低限のデザインセンスが必要になります。
営業力があると、さらに収入アップ
副業の場合、最初はクラウドソーシングでの受注がお勧めですが、慣れてきたら直接企業などから受注できるようになると、より稼ぐ事ができます。
例えば、webサイトを持っている会社に直接アポをとり、リニューアルやスマホ対応の営業をしたり、web制作会社に営業をして、仕事を回して貰ったりなど、営業スキルを求められる事もあります。

web制作のリスクと注意点

web制作の副業は、初期費用ゼロで始められるため、金銭的なリスクは殆どありません。それでは、web制作の副業にはどのようなリスクや注意点があるのでしょうか。

納期は厳守！
webサイトの制作を受注する際に、その日までにwebサイトを完成させ、クライアントに提出する、納期を決めます。この納期を守らなかった場合、信用を失い、仕事の受注ができなくなってしまう事もあります。
常に新しい情報を入れる
web制作に求められる技術は、時代によって移り変わりがあります。例えば、数年前までwebサイトといえばPCでの閲覧が一般的でしたが、近年はスマホでの閲覧が一般的になってきて、スマホ対応は必須スキルになっています。このように数年で大きな変化が生まれるweb制作業界において、常に新しい情報にアンテナを向ける必要があります。
簡単だからこそ参入者も増える
web制作の副業は、個人での参入が簡単に出来る事から、今後も参入者が増え続ける事が考えられ、必然的に市場が飽和してくる事が懸念されます。そのため、価格競争により、単価がさがってしまう事は避けられません。
対処法としては、デザインが見やすい、アフターサービスがしっかりしているなど、自分の強みを持つ事で継続的に案件を受注する事ができ、単価の下落を最小限に抑える事ができます。また、web制作の知識を活かして、自分でサービスを提供したり、アフィリエイトでの売上を目的としたウェブサイトを制作する事もお勧めです。