せどりの仕入れのコツと失敗しない仕入れ基準とは
せどりにも様々な種類や手法があると思いますが、今回は身近なリサイクルショップにある商品を狙った手法を書いてみたいと思います。出品には費用も手ごろで使い勝手のいいヤフオクを使った例で話を進めていきます。
せどりの仕入れは人と違う物に目をつける
キーワードはニッチな商品・交渉・出品テク
ニッチな商品とはなんでしょうか?
一部の人が欲しがるようなマニアックな品というだけではたくさんあります。このような商品を探す方法を身につけて、さらに交渉を取り入れる事により自分のポジションを優位にもっていきます。
さらに出品する際にも少し工夫をするだけで、ライバルとの差をつける事が出来ます。こういった事に着目して月に10万円の利益を目指す手法を次から解説していきたいと思います。
せどりの仕入れで重要なポイント
1、みんなが欲しい物ではない、だけど需要がある
先ほどニッチな商品と書きましたが、じゃあ例えばどんな物?
例えば、視力矯正用アイマスク。おもちゃっぽい作りでいかにも中華製、視力の悪い人でこういった矯正器具を求める人は全体からいえば多くはありません。
ですがヤフオク等で見てみると、本格的な視力矯正器具の出品はあっても、こういった簡単な物は出品が少ないんですね。
これが特定の需要を狙ったニッチな商品です。こういった効果があるかわからないような商品、いわゆるちょっとジョーク玩具のような商品は試してみたいというような欲求を駆り立てます。
でも高価で本格的な商品はとても個人で買う事は出来ないし、いざ購入しても置き場所や今後の使い道にも困る可能性があります。そんな時に、わずか数千円で同じような効果をうたった物があると飛びつきたくなるのが人の心理です。
ある方の例ですと、実際にこの商品をせどりの仕入れで使った費用は980円、平均で4000円程度で50個程度を売却しました。
みんなが思いつく物でなくていいのです、リサイクルショップを見てまわるとメーカーからの売れ残り商品や企画倒れの商品を目にします。その中からニッチな商品を探してみます。
ニッチな商品を探すのに定義はありません、「普段使わないような物だなぁ」とか、「こんな物誰が使うのだろう?」まずはそこが入口となります。こういった物はせどりを副業されている方と考え方にもずれが生じるので、重複する事がなくあまり一般的にも狙われない利点があります。
ですが、こういった物にも必ず需要はあるので、次は価格調査をしてみましょう。携帯やスマホからいつでも検索して価格を調べられる便利な時代です、出先のリサイクルショップから出品状況を見て、出品の少ない一部の人の欲しがるような商品に目を向けてみて下さい。
2、山積みの商品は宝の山!?交渉もあり
リサイクルショップで1点購入しても値引きは難しいと思います。しかし同じ物を100点購入したらどうでしょうか?
お店の考え方や商品にもよるでしょうが、値引きに応じてくれる店は少なくないと思います。
せどりでいう仕入れは、商品をいかに安く手にいれ、人に同じ物を出品されないようにするか。このような事が大切な事になります。
先ほどの(視力矯正用アイマスク)に例えると、50個程度すべてを購入して人に出品されない状況を作る事が大きなポイントとなりました。事前に価格調査をした上でいけると思った際は買い占めるくらいの気持ちでもいいかもしれません。
リスクを抑える際は、数点を購入して出品をして状況を見る、反応が良いようであれば大口買いをする事で価格交渉にもっていき単価を安く手に入れる。これが2点目のポイントとなります。
またこういった際に有利になるように、個人のリサイクルショップ等であれば顔馴染みになっておく事で交渉がしやすくなるという事もあると思います。お店としても数が売れれば利益は出しやすくなるので、大口買いは取引の際の大きなポイントになると思います。
こういった事でつながりが出来ると、次のステップとしてネットで売買をしている事を告げて、さらに特典を作るという未来も見えます。
快く承諾して頂ければ、お店の方から「これ売れるかな?」といった紹介にもつながると思います。ビジネスの世界は常に人と人のつながりなので、自分の立場や状況をどんどんと有利な方向へ向けていく事が成功への一歩だと思います
3、出品する際にもテクニックあり
仕入れた商品を出品する際にも工夫をこらしてみましょう。
例えば同じ商品を10点手にいれたとします。同商品の出品を調べてみてまったく同じ商品があれば、価格は同価格で合わせて出品します。価格競争をしても全くいい事はありませんので、こういった際は同価格での出品にして、他で差をつけます。
送料について
例えば他の出品者が同じ1000円の商品に対して送料を800円取っているとします。そういった場合は、運送会社を確認して700円で発送出来る配達方法を見つければ、落札者となる方は送料の100円安い出品物を購入する可能性が高くなります。それくらいシビアに価格は確認されていると思って下さい。
商品の写真について
それでも送料で差をつけられない場合は、一眼レフ等を使い出品に使う最高の写真を撮って出品してみましょう。写真1枚で購入意欲は大きく変わるものです。写真・商品説明と少しの努力で同じ価格の物を売る事ができます。
それに引きかえ、同じ商品が出品されていない場合はどうするか?これはチャンス到来だと思います、いかにして高く売るかを検討します。
例えば、商品1点だけを1円から出品してみて相場状況を調べるのも大きな戦略となります。売れる物であれば1円から出品しても必ず相場を作ります、言い換えれば、それで1円で終わる商品はせどりの仕入れとしては失敗だったといえます。
1点だけを出品してみて3,000円で売れたら少し時間をあけて2,900円で3点を定額で出品するような戦略も有効に働いてくると思います。1,000円で仕入れた物を思い込みにより2,000円で売るよりも実際の相場を確認する事によって、3,000円または4,000円で売る事も可能な事になるという事です。
このように価格は利益率を自分で何パーセントと決めてしまうのではなく、相場が決めるものだという事を常に頭において出品を進めると良い結果につながります。
こういった事を繰り返し相場に目が慣れてくると、リサイクルショップにいった際に見た物がネットで売れる価格でわかるようになってくると思います。
4.電脳せどりという方法でネットで仕入れる
最近流行りのフリマサイトやフリマアプリ、こういったサイトではせどりを副業としたプロよりも一般の主婦や学生さんの出品を多くみかけます。
こういったサイトは時に相場からかけ離れた価格で出品されている事もあるので、今後は仕入れ先の一つとして、大きなキーとなってくる可能性があると思います。
せどりにおいて仕入れ先は一つではありません、リサイクルショップに足を運ばない日はこういったサイトを眺めるのも相場感を磨いたり、出品物の中から思わぬお宝にありつける事もあると思います。
まとめ:せどりで生き残るには状況の変化に敏感に
人と違った視線を持つ事で自分の出品を有利にもっていく
今回はリサイクルショップを使ったせどりの仕入れ方法を書いてみました。
まとめると、出品物の少ないニッチな商品を探してみて、相場より安い商品は人よりも安く仕入れを出来るようにお店に協力を求めたりして馴染みとなる事で優位な立場を作る事
出品する際にはライバルの出品に対して、付加価値をつけて自分のポジションを優位にもっていく。このような事がせどりで成功する上での手法となると思います。
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