格安スマホのデメリット

格安スマホのデメリットで絶対に把握しておきたい5つのこと

今回の記事では、今話題の格安スマホの5つのデメリットについてふれていきたいと思います。格安スマホのデメリットもしっかり把握しておけば、賢く且つ安価にスマホを所有することができますので、購入に踏み切れない読者さんは必見です。

格安スマホのデメリットって何?

ドコモ・au・ソフトバンクの大手3大キャリアが主流である国内の携帯電話ですが、昨今政府も見直しを求めるほどの高額な通信費が大きな問題となっています。どのキャリアの価格も横並び一列で、キャンペーンや期間限定の割引などを利用して安く契約できたとしても、プラン内容が複雑すぎて、ちゃんと理解できていないという人も少なくないのではないでしょうか。

格安スマホの5つのデメリット

1:実は格安スマホの方が割高?

◆使い方次第で安くも高くもなる格安スマホ

「格安スマホは大手キャリアよりも安い」という考えは少し誤解があります。理由は、安いかどうかは使い方次第で異なるからです。たとえば、格安スマホは一般的な通話には不向きだと言えます。大手キャリアにある無料通話などもありませんし、家族間や同じキャリアなら無料などのサービスもありません。

一般的にはLINEやスカイプなどの無料通話アプリで代用している人がほとんどだと思いますが、無料でとても便利なこれらのアプリも、実際の電話ほどの安心感はありません。LINEやスカイプなどでは天災や緊急の事態では対応できないのも事実ですし、Wi-Fiやインターネット回線というのは、エリアが限定されますし、安定しているとは言えません。基本的にアプリというのはネットありきのものが多いので、つまりは確実なものであるとは言えません。

通話が多い人は3大キャリアと契約した方が、電話代が安くなります。Gコールなどの通話料が半額になるアプリなども出ていますが、どれだけ話しても無料というキャリアのサービスにはやはりかないません。

◆ネットを使わないなら大手キャリア

他には格安スマホであっても、通信容量を例えば20gbなどでプランを組んでしまうと、かなり高額になってしまいます。例えば、10gbで格安スマホのプランを組んでいる方には、結局キャリアが提供してくれている2gbなどで足りてしまうなという月も少なくないので、それなら最初から格安スマホよりもキャリアの方がコスパは高いと感じる場合もあるそうです。

2:性能が悪い可能性も考慮しておく

◆iPhoneを基準にしない

ずっとiPhoneを使っていて、iPhoneのスペックや速度がスマホ基準となっている方の場合、SIMフリーの格安スマホに乗り換えてると慣れるまで苦労するそうです。人によっては、1年以上経っても全然慣れない場合もあります。

iOSからアンドロイドへ変更した場合、それとは無関係に、iPhoneではサクサク動いていたアプリが頻繁にかたまり何度も再起動することがあります。LINEなどはイライラするので使わなくなってしまった、という方もいらっしゃいます。メモリー不足が原因かと思われますが、スペックや利用者のレビューもしっかり検討した上で購入しないと、「やっぱり大手キャリアにしておけばよかった~」と後悔しかねません。(ちなみにSIMフリーのiPhoneも出ているので、買いかえればこの問題は解消します)

◆端末の選択に困る

iPhoneしかないならiPhoneでとなるのですが、SIMフリーの端末は種類があるので、当たりはずれも多いです。性能の良いものに当たればよいのですが、逆の場合は問題です。口コミサイトなどを参考に、端末選びは慎重に検討してください。

3:電波が悪い場合もある

特に田舎というわけでもないのですが、3回に1回くらいは電話がつながらないという事例もあります。受信も発信も声が聞こえなくなるという不具合だそうです。最近は電話を使わなくなったために特に問題視することはなくなったのですが、頻繁に電話する方にとっては、死活問題だと思います。

ほとんどのMVNOの電波はドコモ回線を使用しているとされているので、格安スマホが原因ではないと思いますが、実際のところはわかりません。行動エリアは他のキャリアなら電波が入り問題なく通話もできるので、スマホの性能によるものなのか、アンテナの状況なのか、立地が関係しているのかは詳しくは判断できないのですが、事前に電波状況を確認してから契約することをおすすめします。貸出機などを提供してくれる会社があれば契約前に試してみるのもよいでしょう。

4:相談できる店舗がない

ドコモ、AU、ソフトバンクでは当たり前ですが、端末に何かしらの問題が生じたときや、プラン変更の際に、すぐに相談できる店舗があると安心感が違います。3大キャリアの店舗は言うまでもなく街中にあふれています。

バッテリー交換などは、早い端末だと一年ほどで必要になりますし、自分で問題を解決できない場合においては、格安スマホは使うべきではないと思います。格安スマホのキャリアに寄っては、メールや電話での相談は受け付けてくれますし、たいてい24時間以内に返信してくれますが、実際に見てみないことには不具合の理由や具体的な回答が得られないケースというのは少なくありませんので、メーカーに端末を送って、返信を待って・・・ということをしていると、やっぱり店舗がそこら中にある大手キャリアと契約しておけばよかった・・・と後悔することになります。

ネットやPC世代の人たちは、自分でググって検索ということにある程度なじみがあると思いますが、年配の方で、機械音痴の方には、格安スマホはおすすめできないかなと思います。

5:3大キャリアでは当たり前のサービスが・・・ない!

3大キャリアでは当たり前の以下のようなサービスが、格安スマホにはありません。

  • 留守番電話サービス
  • キャッチ
  • おサイフケータイ
  • キャリア専用メールアドレス
  • ○○円分の無料通話
  • 家族間無料

安いプランだと月額数百円でまわせてしまうため、最低限のサービス以外は基本的にはないと考えたほうが良いと思います。確かに値段だけ見れば3大キャリアでiPhoneとiPadを2つ契約すれば、1万円は普通に超えてしまうでしょうが、格安スマホであれば、プランの組み方次第で、5000円以下も可能になります。

ただ、大手キャリアのサービスを前提に考えていると、大変不便でストレスがたまります。上記の自分で解決する力に通じる部分があるのですが、代用できるサービスを自分で探すことができれば、この問題は大分緩和されるでしょう。

(例えば)

  • キャリアメールがないのであれば、フリーメールアドレスを利用する
  • 留守番電話サービスを有料オプションで追加する など

オリジナルほどの使いやすさではないにしろそれに並ぶものや、近い代用アプリなどはたくさんありますので、それを自分で探すことができれば、格安スマホライフはかなり快適なものになると思います。

格安スマホ5つのデメリットのまとめ

大手3大キャリアの通信費高騰が原因となり注目を集めている格安スマホですが、決して万能というわけではなく、デメリットも存在します。今回の記事では以下の5つの特筆すべき格安スマホのデメリットについて取り上げていきました。

  1. 価格
    価格については使い方次第で格安スマホは高くなります。電話での通話が多い方や、通信容量が多すぎる契約をするくらいなら3大キャリアの方が安いです。
  2. 端末の性能
    iPhoneが主流となっているため、iPhoneを基準に考えていると、使えなさにストレスがたまります。事前にレビューなどを参考にして調査しておきましょう。
  3. 電波状況
    これは実際に使ってみるしかないのですが、お試しなどが契約前にできるのであれば、実際に試してみるのが良いでしょう。
  4. 実店舗の有無
    問題が生じたときに、自分で解決できるか否かが分かれ目となります。
  5. 大手キャリアにあるサービスの有無
    代用できるアプリを自分で探せれば特に問題にはならないかなと感じます。

契約前にこの5つのポイントだけは必ずおさえておきましょう。

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