バレるバレない?せどりは確定申告は本当に必要?

効率よく時間を使って行うことができる副業の一つとして今人気のせどり、せどりで稼いでいる方というのはピンからキリまでおられると思いますが、実際のところ確定申告などが必要な収入として分類されるのでしょうか。心配で検索される方も多いと思いますので、ここではその事実についてご説明したいと思います。

初めてのせどり、税金はどうしたらいいのか正直迷ってる?

Money Money / free pictures of money

~バレるかバレないかで悩んでいた全ての方へ~

本業としてせどりを行っている方も、副業としてせどりを行っている方も、一度は悩まれたことがあるであろう確定申告について。そこまでの収入じゃないから確定申告は不要だと思われるかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか。

そもそも確定申告について有る程度の知識があれば悩まない問題なのかもしれませんが、やはり始めたばかりの方にはちょっと難しい問題の一つになると思います。

バレるかバレないかという話も含め、ここでぜひ学んでいって頂ければと思います。

せどりを行っている全ての人に送る確定申告HOW TO

U. S. Capitol--Northeast View U. S. Capitol–Northeast View / Cornell University Library

確定申告って何?という方にも分かる3分de確定申告

ここでは「確定申告というものについてよく知らない人」に向けて、簡単にお話しを進めていきたいと思います。

まず、確定申告というのはいわゆる収入が年間に幾らあったのかを計算し、収める税金の金額を確定させることを言います。

この確定申告については、せどりであっても、違う仕事であっても、全ての人が必ず申告しなければいけないわけではありません。あくまでも一定の条件を満たした人のみ確定申告の必要があります。では、どういった人が確定申告をしなければいけないのでしょうか。主なポイントは2点です。

  • 1.本業を持っていない方(せどりが本業になっている)がせどり等で年間100万円以上の収入を得ている場合
  • 2.副業としてせどり等を行っており、本業の収入以外で20万円以上の収入を得ている場合

上記2パターンに該当する方は、確定申告をする必要が出てきますが、ここで言う「収入」というのは、入ってきたお金の総額ではありません。

売上金額から仕入れ等にかかった経費をさっぴいたものが「収入」となりますので、逆に言えば確定申告が必要か必要でないかを判断するためには、実際に経費についてもしっかりと計算しておく必要があるということになりますね。

後になってから経費の計算をするためのレシートや領収書といった類がないとなると、何もできずお手上げになりかねません。

そういったことがないよう、くれぐれも注意していきたいところですね。では、経費というのはどうしていけばいいのでしょうか。次の項では経費について、ちょっと噛み砕いて説明していきたいと思います。

これは経費?あれは経費?素人でも分かる経費の出し方

せどりや転売といったビジネスを行っている方にとっては「仕入」というのが一番のキモになるかと思います、この仕入れ金額をまずしっかりと経費に計上していかなければなりません。

商品を購入する際には、レシートや領収書といったものをきっちりと整理しておく癖をつけるのがいいでしょう。

また、仕入れ作業に伴い必要になった「交通費」なども経費として計上することができますので、ここも押さえておいた方がいいポイントですね。

その他に挙げられる主な経費としては、せどりを行う際に購入した有料の「せどりツール」や、「教材・マニュアル」といったものも経費として計上することができますので、購入された方は忘れずに計上してくださいね。

上記に挙げたものは、せどりで挙げられる一般的な経費についてですが、確定申告の申告内容によっては必要になった電気代やPC代金といったものまでを計上することができますが、むやみやたらに経費にすることができるわけではありませんので、このあたりについては専門の方に御相談されるか、しっかりと個人で学習されるのが望ましいと思います。

いずれにせよ、せどりを行う際に必要になった金額について十分な根拠があるのであれば、有る程度経費に計上することができるということですね。

せどりで確定申告をしなかった際のリスク・注意点など

せどりで収入を得ている方で、確定申告を行う必要がある場合には、基本的に確定申告を行うのが望ましいと考えられます。

というのも、一昔前に比べるとせどりや転売といったビジネスを行っている方も大変増えており、税務署による監視の目が厳しくなっているというのが現在の状況です。

過去には、オークション販売を行っている方が確定申告を行わず、税金を納めなかったというケースで違反を指摘された事案もあり、こっそりやっていればバレないだろうという考えは税務署に指摘されるかもしれないという大きなリスクを生む可能性があります。

一度税金逃れをしてバレてしまうと、当局の目が鋭くなるので、動きにくくなることもあるでしょう。また、奨学金などの補助金が下りないなど、様々なリスクも伴ってきます。

また、副業として行っておられる方の場合も所得申告をしっかりと行っておかないと、会社に副業としてせどりを行っていることがバレてしまう危険性も孕んでいますので、いずれにせよ収入を隠して税金逃れを図るよりは、しっかりと経費を計上して節約する方向で考えられた方がリスクもなく、結局長い目で見た時に大きな得をするように思います。

せどりだけでなく、その他の副業、あるいはビジネスにおいても同様の事が言えますので、後ろめたいことのないように、しっかりと留意していきたいものですね。

せどりに学ぶ確定申告とビジネスの関係性

MeetMeet / Tim Dorr

~事業を行う上で必要最低限のリスクヘッジを学ぶ~

ここまで読んでいただき、せどりと確定申告の関係などについてはある程度おわかり頂けたのではないでしょうか。

実際のところ、せどりや転売といったものはオークションなどによる収入と同じようなものになるのですが、いずれにせよ確定申告を行わないと、どこで摘発されるか分かりません。

思わぬところでバレる可能性が大きくあるということになります。

そういったリスクを最小に減らすことは、自分の身を守るということなので、とても重要なことだと思います。
せどりを行う際にはしっかりと確定申告をしてくださいね。

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