手軽で簡単!金融に疎い人でも出来るFXの始め方
FXは想像以上に難しい市場ですが、一定の条件の中で売買を始めてみれば、それほど恐ろしいものではなくなります。とくに初心者にお勧めなのがスキャルピングという手法で、しかもわかりやすいドル円で売買をしていくことが確実な方法となります。
FXはたったこれだけわかればできる!
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金融に疎い?それでもFXはできます!
FXは特定の通貨ペアが上がるのか下がるのかを予想して売買するだけのきわめて単純な投資です。
しかしその価格には実需のプレーヤーも登場すれば機関投資家や投機筋、個人投資家も入り乱れて様々な動きが価格に収斂することになり、株価のように相場が上昇すれば購入した参加者すべてが儲かるのと違い、誰かが利益をあげれば必ず同額を損失を誰かが被ることになるのです。
したがって長く相場でポジションをもっていればいるほど状況は変化し、ビギナーには辛い取引となることがあるのです。
金融に疎い人でも利益を出せるFXのはじめ方はかなり限られていますが、こつこつ売買すれば必ず利益を積みあげることができるようになるのです。
そんな具体的な方法をご紹介していきくことにしましょう。
知っておきたい4つのこと
1.スキャルピングに徹する
FX取引をする個人投資家の中で最近もっとも利用が増えているのがスキャルピングと呼ばれる売買手法です。
これはアメリカのインディアンが薄く頭の皮をはぐという昔の話に使われるスキャルピングからとられた名称で、ほんの短い時間に数銭から10銭程度を抜いて行くという手法となります。
スキャルピングの最大の魅力は相場の大きなトレンドと関係なく取引ができて短期間に利益をとることになりますので、間違ったと思ったらすぐに損切りをして大きな損失がでないようにするやり方となりますから、利益も小さなものの積み重ねになりますが、逆に損失も大きく膨らまないのが魅力の手法なのです。
また、見逃せない事実として知っておきたいのは、個人投資家でコンスタントにスキャルピングを行っているのは実はかなりの額をかせぐ億単位のトレーダーに多いということです。
ネット上ではFXのスキャルピングは儲からないという否定的な意見も多く出回っていますが、実態としてこの手法を駆使して大きな金額を稼いでいるトレーダーがいるわけです。
このスキャルピングは相場の中に滞留している時間が少ないので、外的要因から相場が急変して大きくやられることがないのが大きなポイントとなっているのです。
もちろん巨額の利益をあげるトレーダーは一回の投資金額が大きいので少ない利益でも累積では大きな利益になっているケースが多いわけですが、初心者はとにかくこれからはじめて勝率を高める努力をすることが重要になります。
2.ドル円の取引に特化する
スキャルピングに適している通貨ペアは、やはりよく動く、いわゆる流動性の大きい通貨ということになります。
しかも比較的レンジ相場になりやすく、動きを読みやすい通貨がそれに適した通貨となります。国内投資家はドル円やユーロドル、ユーロ円をやるようになっていますが、その中でも圧倒的にお勧めとなるのはドル円です。
ドル円は相場の動きを比較的想像しやすく、しかもさまざまな経済情報を得やすいというところが他の通貨ペアにくらべての大きな優位性になっているのです。
国内では実にFX投資家の8割以上がドル円の売買をえいていますので、FX業者間の競争がもっとも激しく、FX業者にとっても取引量を拡大するためのドル箱通貨ペアであるため、ほとんどの業者がスプレッドをかなりせまく設定しているためにスキャルピングでも利益が出しやすいのが大きな魅力となっているのです。
3.もっともスプレッドの狭い業者を利用する
ドル円はどこの店頭FX業者もドル箱の取引通貨ペアになるため取引手数料無料、かつスプレッドは最狭なら0.3銭程度て提供するところが増えています。
この0.3銭というのはそれだけ動いただけですぐに利益を出すことができるわけですからスキャルピングにはもっとも適した通貨ペアということができます。
また1000通貨単位から売買ができますので、1つポジ損をつくるのに5000円ほどの証拠金で売買できるのもかなり楽なやり方となります。
ドル円の場合は1日平均70銭から80銭程度を動くことが多く、レンジ相場になりやすいので逆張りでエントリーしてとることもできますし、必ず1日に何度かのエントリーチャンスがあらわれますので5PIPSから10PIPS程度を抜くには絶好の通貨ペアということができるのです。
4.取引タイムを限定して売買する
FXの場合には、月曜の早朝にスタートしてから日本時間の土曜日の朝6時まで継続して売買が可能ですが、主要な市場である東京タイムとロンドンタイム、ニューヨークタイムでは、参加者の顔ぶれも大きく変わり、とくに最大のFX取引市場であるロンドン市場は東京市場とはまったく異なる動きしてくることになりますので、どの市場で勝負をするのかを決めなくてはなりません。
もっとも楽なのが動きのそれほど激しくなく、しかもドル円ならレンジ相場になりやすい朝9時から午後3時までの東京タイムということになります。
ただ、サラリーマンなどで夜しかリアルタイムで売買ができないとなるとロンドンタイム以降の動きになれる必要があります。
外人のインターバンク勢は動き始めた方向にとことん順張りでついていくのが大きな特徴ですからレンジになりやすいドル円といえどもこうした市場の特性にあわせて売買することが重要になってくるのです。
まとめ
Deep in thought / Unhindered by Talent
FXに精通していないなら地道な努力を
このように、FX市場に精通していなくても一定の条件を保って売買すれば利益を少しずつ積み上げていくことが可能になります。
もちろん経験はつむに越したことはありませんが、このあたりから徐々に市場に詳しくなっていくのが達人になる近道といえます。
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