FXの口座開設

FXの口座開設における審査基準と落ちない秘訣

FX業者は金融庁から行政指導を受けているためFX口座開設にあたっては一定の審査を行いますが、無職で過小資金での取り引きといったことさえ申告しなければ、年齢や住所などの情報が虚偽でないかぎりほとんどの申込者が審査をパスし開設を認められる状況にあります。

FX口座開設はそれほど厳しくない

FX取り引きを行うためには店頭もしくは取引所FXの業者と相対契約を締結することが必要になります。FX口座開設は基本的にはクレジットカードの加入などに比べればほとんど厳しい審査はなく、金融庁から行政指導をうけて仕方なく業者が対応しているのが実情といえます。

しかし、それでも業者にとってあまりおいしくない顧客は積極的に取り込まないという姿勢も見え始めていますので、審査にひっかからないような申し込みを行うことが必要になってくるといえます。

FXの口座開設における審査基準と落ちない秘訣

年齢によって審査ではねられるケースがあることは理解しておくべき

なぜか証券口座開設よりも年齢審査がうるさいのがFX

FXの場合国内の業者のほとんどが20歳以下の口座開設を認めていません。唯一SBI FXトレードだけが18歳からの加入が可能となっているのです。これは金融庁から指導を受けているというよりは各社独自の判断に基づくもののようですが、親の承諾があれば未成年者でも口座開設ができる証券会社に比べるとずいぶんとネガティブな対応に見えます。

また未成年と同様に高齢者の加入も認めていない会社が多くなっています。明確に何歳以上は加入させないと開示しているところはほとんどありませんが70歳以上になると引き受けない会社もあるようなので複数の会社に申し込みを行って様子を見る必要があるようです。

こうした年齢に関する属性情報は身分証明書の写しを提出する関係で嘘をつくわけにはいかないのが実情です。とにかく口座開設してもらえる会社と見つけ出すことが重要になってくるのです。

定住場所があって連絡がとれれば基本は口座開設可能

あまり神経質にならなくても口座開設ができるのがFX業者

FXの口座開設は個人情報が身分証明と一致しており、定住場所をもっていて連絡が取れる存在であれば基本的に口座開設は可能です。これも金融庁からの行政指導ですが、かならず開設をしたらIDやパスワードは郵送もしくは宅急便などで指定した住所に届けるところからスタートしなくてはならないようにできていますので、それがしっかり受け取れれればそれ以上うるさく言われることはないのが実情となっています。

たとえばサラリーマンで言えば本当に企業に在籍しているかどうかといったことまでは確認してきませんので、クレジットカードやサラ金などの口座開設に比べればかなり楽であることは間違いありません。

無職で資金も少ないと申告するのは不利

自営業でそこそこの資金をもっていると申告すべき

結婚している主婦などの場合には世帯主がいるわけですから無職でもまったく問題にはなりませんが、20代前半で無職、しかも投入資金が10万円以下といったような本当のことを書いてしまいますと、正直なところあまり積極的に口座開設に応じてもらえず、審査ではねられることもあるのです。こうした内容については裏どりは業者サイドとして一切行いませんから、通りやすい状況にマルをしておくことが肝要となります。

FXは証拠金を超える損失もでるので過小な資金での取り引きを申告すると敬遠される

FXは投入証拠金以上の損害が出ないと思っている個人投資家の方が多いようですが、実際には証拠金を超える損金がでることもありうるのです。

たとえば昨年1月15日のスイス中銀の突然の介入ギブアップ宣言ではユーロが大きく売られ、ドル円なども値とびという状態が起きて事前に設定していたストップロスがつかず大きな損害をだしたトレーダーが出てしまいました。当然業者は個別のトレーダーに追証を要求することになりました。こうした場合にもとから資金をもっていないトレーダーはFX業者にとっては決して良質な顧客ではなくなってしまうため、少なくとも申告時に定職についていて100万円程度の資金を用意しているといった申し込み内容でないと積極的には口座開設に応じてくれないところもあるのです。

したがって申し込みにあたっては職業や資金、投資経験などはある程度とおりやすいものにマルをつけて申し込んでおくことが必要です。

一度口座開設されれば住所変更以外はほとんど確認されることはない?

あくまで表向きに審査しているように振舞っているのがFX業者

このように審査の内容を書きますと非常に口座開設がしにくいように思えるかもしれませんが、実際にはほとんどの申し込みの審査は通過させているのが実情です。借金のブラックリストなどのチェックも行っていないようですし、よほど条件の悪いことを記載しない限り口座は開設が可能です。

またクレジットカードやサラ金のように短期間に複数の業者に口座開設依頼をするとブラックリスト入りするといったこともありませんので、できれば複数の業者に開設依頼をして様子を見ることがいいのではないでしょうか。

FX業者といえども取り引き条件は結構個別に異なるものとなっていますので、できるだけ条件のいいところに口座開設をすることがお得になることは間違いありません。スプレッドが狭く、1000通貨単位から取り引きでき、さらにスワップポイントもしっかりつく業者を選択することがお勧めとなります。

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